CLIENT株式会社GA technologies 様
FORM グリーンバックスタジオ+CG合成
ITテクノロジーを活用した不動産ビジネスを展開する株式会社GA technologiesが、創業から毎年開催されている全社表彰式『Greatest Awards』。
新型コロナウィルスの影響で、2020年からはオンライン配信で開催しています。 こちらのオンライン配信イベントの運営を担当しました配信軍師①=玉田に、このイベントを例にしてオンラインイベントのコツを聞きました。
玉田:まずは、お客様にどのようなオンラインイベントを行いたいのかをヒアリングします。 ご要望をうかがいながら、オンラインイベントに必要な要素などをお伝えさせていただき、お客様のイメージへと近づけていきます。さらに当日の流れについては、進行台本を制作して、そちらをもとにディスカッションを重ねていき、万全な体制で本番へ臨みます。
映像・音響・照明など多くの機材が持ち込まれました。
当日も進行台本を手元で確認しながら進めていきます。
玉田:本番前には、カメラ位置や動き、照明位置など細かく調整を行い、出演者と綿密なリハーサルを必ず行います。
今回の場合、配信される画面はキレイなCGを合成していますが、実際のスタジオではグリーンバックという緑一色の世界ですから、このリハーサルでしっかり出演者やスタッフとすり合わせすることが大事なポイントです。
リハーサルの様子。左の黒Tシャツが私です(笑)。
人が立つ位置や方向などを床面にテープで印付けします。
玉田:グリーンバック合成とはカメラで撮影したものにリアルタイムでCGや動画の合成を行った映像のことを言います。
視聴者が見るのは合成された後の映像ですから、背景のイメージや画面全体のデザインを、事前にお客さんと綿密にミーティングして共有しておく必要があります。
背景
収録映像
視聴者が見ている画面
玉田:受賞者がアーチ状の階段を降りてくるという演出がご要望でした。某音楽番組の出演者登場シーンのような感じですね(笑)。階段を降りてくる際の足の動きがCGでキチンと再現されるようにスタジオにグリーンバック素材を使って階段を造作しました。こうすることで本物の階段から降りてくる感じを実現することができました。
収録スタジオにつくられた階段
視聴者が見ている階段
玉田:確かに分かりにくい部分が多いと思いますね。
そのためにもご要望とご予算をしっかりとヒアリングをして、お客様に適切なプランをご提示いたします。もちろん当日の運営までしっかりと采配しますよ。軍師ですから(笑)。
例えばお客様がノートPCやインターネット環境、そしてオンラインイベントが可能な場所などを準備できるということであれば、予算も随分と軽減できます。このオンラインイベントでもメインMCは、GA
technologies社の社員の方が行っています。
ヒアリングをしながら、必要なものと不要なものを整理するだけで、準備物と予算は明確になってきます。ぜひお気軽にご相談ください。
社長が自ら登場してプレゼンも行いました。
英語での配信が必要だったので、同時通訳者用の防音ブースを設置。
PROFILE:配信軍師① 玉田
プロデューサーとして、オンラインイベント全体の設計から舞台監督、機材の手配まで担当する配信軍師。各種WEBセミナー(ウェビナー)、エンタテイメント系配信イベントなど、数多くのオンラインイベントの実績があります。